成功哲学
会社の評判について
BtoCの菓子製造販売をしておりますが、事業をするなかでつくづく思うのは「評判」の重要性です。評判ひとつで、一気に客離れすることもあれば、逆に大繁盛につながることもあります。経営者として、会社として、評判を操舵する力を身につける必要があるのだろうと思うのですが、もしそのためのヒントや事例などがありましたらお教えください。
業種:洋菓子の製造販売
年商:10億円
牟田太陽より回答
社長として、するべきこと、してはいけないことの「線引き」をしっかりと自分の中で持つことです。言い換えれば、自分自身の「正義を持つこと」です。自分の線引きがしっかりと出来ていなければ、社員はもっと曖昧となってしまいます。どんなことに対してもその線引きを大事にしてください。
経営は一社だけのものではありません。時にはお客様に対して、時には取引先様に対して、その線引きで物事を判断しなければならない時が出てきます。そこで線引きがしっかりと出来ているのであれば即断で物事を判断できますし、大事になることはありません。
しかし、線引きとは「正義を持つこと」といいました。相手にも相手の正義が存在します。ここでキチンと線引きが出来ていなければ、判断を誤り、「あの会社は不正義だ」と叩かれることとなります。
これらのことを経営用語で表したものを「社是・社訓」と言います。
社是とは、会社内だけではなく会社外に向けても、経営理念などを表した言葉です。社訓とは、社内で具体的にどのような行動をするかという行動指針を言葉にしたものです。
会社で社是・社訓を唱和する会社も多いですが、最近では「いまどき」などと言われてしまうこともあります。しかし、どれほど重要なことか分かってもらえましたでしょうか。
「どれだけ重要なのか」これも伝える力です。
※お知らせ※ご参考URL
牟田のセミナーでは、社是・社訓、重要なことを従業員の方にわかりやすく伝える方策など、ご指導しています
(2022年4月18日 回答)
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