経営戦略
目標の与え方
すべての社員が高い目標設定をもつことは、イノベーションのハードルを下げるだけでなく、人財を鍛えるという意味でも重要だと思います。私としては全部署がイノベーションの種を常に考え続けて欲しいので、「前年比105%」といった達成可能な目標のほかに「前年比150%」といったストレッチ目標も掲げてもらっています。が、その目標は掲げるだけのお飾りになっていて、日常業務に忙しい社員にとってイノベーションは二の次、三の次というのが現実です。何か別の仕掛けを考えない限り、組織というのはそう簡単には変わらないのでしょうか?
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
>「前年比105%」といった達成可能な目標のほかに「前年比150%」といったストレッチ目標も掲げてもらっています
ここの行がよく分かりませんでした。
「ストレッチ目標」とは「頑張れば達成できる目標」のことを言います。150%とはもはやストレッチ目標の範囲を超えていると思いますがどうなのでしょうか。
「目標」という言葉をよく経営の中で使います。違う意味で使われていることが9割です。
会社から与える数字を「ノルマ」といい、個人で立てる数字を「目標」と言います。
ストレッチ目標は、部門長が出してきた年間目標を社長と面接して達成可能かどうか妥当なところに着地をさせていくことです。その数字は達成感があるものでなくてはいけません。究極にいいますと、部門長がそういった目標数字を自分で立てられるようになるとともに、部員たちも一人ひとり個人目標をたてられるようになることです。
そういったことが出来るようになった上でのイノベーションではないでしょうか。
(2023年1月3日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
「形式的」とおっしゃられておりますが、それだけ対策をしていたら社内にも十分と伝わっているはずです。世の中の中小企業の大半はそこまでやっていません。大企業もです。社長がそこまでの覚悟でやっているのなら大丈夫だと思います。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
ご質問の件、多くの会社が創業者から2代目、2代目から3代目に代替わりをしています。有難いことに一倉先生からの方は計画書を作成している会社が多いです。引き継ぐ際の注意点としては、最初の数年(人によって違います)は、「今期の重点項目」として加筆する程度で良いです。数十年もやってきたのであれば、
業種:業種:商社(工業用品) 従業員数:100名
年商:記載なし
-
経営戦略
私が定点観測しているモノと言えば海外です。 コロナ禍になってしまい、海外に出れない日々が続いております。これは社長にとってかなりマイナスだと感じています。 東南アジアでも、北米でも南米でも、EUでも、人種も違いますし宗教も違います
業種:中国地方で注文住宅の建築をしています
年商:40億円