経営戦略
意思決定できない幹部たち
わが社もDX化に取り組むべく、まずは業務の効率化からと、ペーパーレス化の推進を命じました。しかし、3カ月経っても何の提案もあがってこず調べてみたところ、現場の社員からはファックスに代わる新しい通信システムの提案がなされていました。
しかし、提案が課長、部長、執行役員と上がっていくなかで、役員クラスが現場のオペレーションが分からないために、提案の良し悪しの判断がつかず「費用対効果が分からないから採用は見送るべき」と却下されていたようなのです。
一事が万事、「こうしてほしいと指示を出しても、現場がちゃんと動いてくれない」と思っていたのですが、中間層・幹部層に重大な問題があったわけです。会社あるある、なのでしょうが、どう改善していくべきか、ご助言をおねがいします。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
大きい組織ならまだしも、中小企業おいて社長まで改善提案が上がらずに途中で潰されてしまうというのは問題です。私でしたらその幹部に対して大激怒ですねぇ。
製造業では、「改善提案書」が当たり前にあり、総務が纏めて社長が目を通して優先順位を決めていきます。年一度、改善提案賞を発表し金一封を渡したりすることで社員のモチベーションを上げています。
そういった仕組み化したり、役員会でちゃんと議題に上るよう中間層・幹部層を教育したりすることが必要です。
(2024年4月2日 回答)
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