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社員育成のヒント

新入社員を上手に教育できる社員がいません。他社では、育成担当者をどのように育てているのでしょうか。

業種:九州地方のビル、建物の管理・メンテナンス

年商:7億円

牟田太陽より回答

規模が大きい会社ですと「育成担当者」という専任がいますが、人が少ない中小企業では、先輩社員が新人を指導することとなります。
その際のポイントを2つ書きます。

1 新人の7歳~10歳くらい年上の社員に任命する
この時、あまり拘らず、社長から見て「この人であれば大丈夫だろう」という人を任命してください。
「あいつは適任ではないのでは」などという声も、ときに社内からあるかもしれません。しかし、新人を任せられることで、どのように伝えればいいか、自分で悩み、考えるようになります。新人を注意することもあれば、「注意するからには、自分も同じ間違えは出来ない」と人は成長していくものです。思い切って任せてみてください。
この際、新人と先輩社員が歳が近すぎると嫉妬をしたり人間関係で問題が起こることがあります。
ですので、一通り仕事を覚えている7歳~10歳ほど年上社員にマンツーマン指導を任せてください。

2 一年間仕事を一通りやってみて、必要であれば育成担当を他の人に変える
仕事のリズム、クセ、得意不得意は人によって違います。一人に育成担当を任せずに、二年目は育成担当を代えて育成をしてください。

以上です。
一年ごとと書きましたが、仕事のサイクルによって異なることもあります。
半年ごとでもいいかと思います。ただ引継ぎはスムーズにするために1、2カ月前には育成担当者に伝えておくことは必要です。
また任せきりにしないで、新人とのホットラインを持っておくようにしてください。

(2022年2月8日 回答)

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