経営戦略
オーナー企業の自社株対策
先代の兄弟(伯父)から持ち株を第三者に売却したいとの申し出がありました。
譲渡を承認するべきでしょうか?
業種:遊技関連施設の運営
年商:約13億円
牟田太陽より回答
これからオーナー一族として永く永く会社を経営していくのであれば、決して第三者に売却してはいけません。
かつては親族間で株を持っていることが良しとされた時代がありました。
しかし、「永く続ける」という観点から見ますと非常にリスクが高いです。今回のように親族が持っている株を買い集め、それが51%を超えてしまえば会社は他人のモノになってしまいます。そういった会社には、分散してしまっている株を出来るだけ早く買い集めるよう進言しています。株を保有している親族としても、自分に何かあった場合、株も相続税の対象になります。早く対処をしたいとは思っているはずです。
難しいのは株価は自分で勝手に決められません。こちらとしては出来るだけ安く買いたいし、先方としては出来るだけ高く売りたいというせめぎ合いです。今回のコロナ禍であったり会社を取り巻く環境や、業績を見つつ税理士、会計士の先生と相談して話を進めてください。
(2022年3月31日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
同じような会社もいらっしゃいます。先代が、あまり勉強会に参加される方ではなかったので、他の会社がどのくらいの金利で借りているのか知らなかったのが原因でした。 ご子息が無門塾に参加されて個別相談にて金利を聞いた時にはビックリしました。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
利益が出ていることが大前提ですが、地域貢献してる会社であったり、経営理念に共感できる会社であったり、社員、お客様への対応が評判良い会社であったり…若い人にはそういったことがキーワードとして大切です。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
中小企業の経営に特化して、経営者に大切な心構え、経営実務、今必要な情報…などはもちろん、「日本経営合理化協会らしさ」を大切にしています。それは、お客様との距離感など、先代の頃から続く空気感などです。
業種:記載なし
年商:記載なし
