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事業構造
繰り返しの仕組みづくり
以前、「実学の門」で、安定戦略のひとつに「繰り返しの仕組みづくり」があると習いました。自社(生産財メーカーです)では、購入頻度がすべてお客様任せになっており、こちらが買い替え時期や入れ替え時期などを積極的に仕掛けていなかったことに気づきました。今後手を打っていきたいのですが、もしよろしければ、繰り返しの仕組みづくりで上手な参考事例があればお伺いできますでしょうか?
業種:工作機械のメーカー
年商:50億円
牟田太陽より回答
「生産財」ということで、不特定多数の顧客を相手にするBtoCビジネスとは違い、顧客が特定されています。これをまずメリットと捉えてください。
売り上げを伸ばしている会社を見ますと、やはり「待ち」ではなく積極的に仕掛けているという共通点があります。
「買い替え時期」「入れ替え時期」など自社でイベントを企画し、開催することによって買い替え入れ替えを促すことに成功しています。
言うのは簡単ですが、「イベントを企画する」というのは、いままでやったことがない会社にとっては未知の世界です。全社を挙げての研究が必要です。
製品の知識だけではなく、お客様のお困りごとの解決や、業界全体の動向や対策、また社内他部署との連携・提案など緻密に計画を立てていかなければなりません。
そして一度だけではなく、定期的に開催していかなければ「繰り返し」とはなりません。既存のお客様だけではなく、新規のお客様にもアプローチをして継続していくことが最も大切です。
(2022年5月13日 回答)
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