経営戦略
計画発表会で社員の士気を高める
7月初旬に協会さんでは計画発表会があるとお伺いしました。社員の士気を高める工夫など、アドバイスをお願いします。1年に1回の大事なイベントです。社員にも印象深い会としてほしいと思っているので。
業種:電光パネル関連
年商:200億円ほど
牟田太陽より回答
日本経営合理化協会では、お客様に事業発展計画書を作成することをお薦めしています。会社の規模や業種・業態にかかわらずです。
士気を高める工夫というか、私が考えるポイントは3つです。
1つ目は、社員にも計画に参画してもらう
最初は社長自ら1~10まで作成しなければいけません。
しかし、2、3年経験するとそこからは部門の計画は、各部門長に書いてもらうようにしています。こうやって計画への参画意識を持ってもらうようにしています。勿論自分で作成した計画は、発表会では自分で発表しなければいけません。なかなかこういう機会もないので、初めは緊張する人もいます。何回もやっている会社では社員さんが人前で話すことに慣れていたり成長も見られます。
2つ目は、ホテルなどの宴会場で開催することで緊張感を持たせる
社内に全員が入れる会場があったとしても、ホテル等での開催をしてもらっています。日常の空間ではなく非日常の空間で緊張感と集中力を持たせるためです。
3つ目は、懇親会
コロナ禍で、懇親会はいまは中止にしています。
しかし、全社員で発表会後に語らう場は、とても重要です。普段の食事や飲みの場では出てこない会話になります。いままで見てきた会社、どれも例外なく皆さん清々しい顔立ちで参加しています。早くそういうことが出来る世の中に戻ってほしいものです。
(2022年7月11日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
TKCが出している指標(2018年度版)によりますと、ビルメンテナンス業の平均営業利益率は2.4%です。5%という数字は優秀です。自信を持ってください。
業種:主にビルのメンテナンス
年商:10億円
-
経営戦略
癌に限らず「自分がそうなったときに会社は何をしてくれるのか」皆同じ気持ちで見ているということを忘れてはいけません。日本経営合理化協会の社員でも、癌を患った社員は何人かいます。ステージにもよりますが、全員仕事を全うして定年を迎え卒業していきました。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
「VUCAの時代」と呼ばれるほど不透明な時代です。「先が見えないのに計画書を作るのは意味がない」などと言う社長が増えてきています。その中でもそのような考えは素晴らしいことだと思います。 「経営は逆算」です。「何年後にはこうありたい」という姿を思い浮かべてそこに対して逆算をしていきます。確かにこのコロナ禍で延期は仕方ありません。
業種:九州地方で建設業をしています
年商:40億円