経営戦略
「社長がトップ営業マン」の会社
年商10億円の外壁塗装会社を経営しております。今後、さらなる成長拡大を期していますが、私自身がトップ営業マンとして数字を作っているため、なかなか新しいことに着手することができません。とはいえ、営業を社員だけに任せると、売上が減少してしまうのではないかと不安です。他の会社さんも最初は社長が数字を作っていたと思いますが、どのように仕事を手放していったのでしょうか。
業種:年商10億円の外壁塗装会社
年商:年商10億円
牟田太陽より回答
どの会社も最初は小さいです。家業から企業へと会社は成長していきます。
その段階によって社長の仕事内容も変化していきます。現場で直接社員を引っ張ってきた社長にとって、現場を離れることは勇気がいることです。そして「営業社員だけに任せて売り上げが減少しないか」と心配されるのももっともです。
しかし、いざ任せてみると社員たちが、「いままで引っ張ってきてくれた社長が抜けるのだから自分たちが頑張らないと!」と奮起をしてくれて、結果売り上げはそのままだった…ということがお客様を見ていると多いです。
先に進むためには、いつかは社員たちに引き継いでいかなくてはいけません。いきなりではなく、「今期まで、来期まで」など発表会などで宣言して、そこまでに自分の抜けた営業体勢を整えていき、社員たちに「覚悟」を持たせることが重要です。
(2022年5月20日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
経営の勉強は社会に出てからいくらでもできます。いまのうちに学生にしかできないことを学ばせることがいいです。たとえば接客業のアルバイトをさせるとかです。大学院は、「社長大学院」ですので、社長または幹部を対象にしています。経営の一般知識ではなく、
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
新しいアイデアは、自分の中にある蓄積と、外から来たモノが化学反応を起こして生まれます。ですので、外に出て色んなモノを、見て、聞いて、触れて蓄積を増やしていく必要があります。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
安易な成長拡大は時として会社を窮地に追い込んだりします。常に「売り先」と「売り方」を考えなくてはいけません。日本人の個人客なのか、日本人の団体客なのか、訪日外国人の個人なのか、訪日外国人の団体なのか、どこをどう取っていくのか考えないと失敗します。
業種:記載なし
年商:記載なし