人材・組織
採用
危機感の共有
原材料費の上昇、戦争のゆくえなどを考えると、私としては来年度の業績は厳しいものになるとにらんでおります。ただ、今期は比較的順調なため、幹部以下、社員の危機意識がうすいと感じます。つねに社長と同じ危機意識をもつ、というのはさすがに難しいかと思いますが、「ゆでガエル」にならないために、社員たちにどのようにアプローチしていけばよいでしょうか。
業種:静岡エリアを中心に自動車部品の製造販売
年商:23億円
牟田太陽より回答
3月決算の会社が多いので、現在今期の経営計画の発表をやられている会社が多いです。
先日も、一社自動車の販売会社の発表会でした。
自動車は、半導体不足で新車がメーカーから出てこない状態です。「売りモノ」がない状態なのです。「売りモノがないのだから仕方ないじゃないか」では、会社は社員の給料も上げられません。社員にそれをどのように伝えるかが社長の仕事です。
オプションなどによって一台当たりの売価を上げたり、整備の重要性の啓蒙や、タイヤの値上げに対する早期の交換の促しや(4月に値上げ)、「当たり前」となっている値引き交渉に対しての切り替えしなど、事細かに説明していました。
こういった場があるのとないのとでは、結果が違うのではないでしょうか。キチンと伝えなければ、社員は通常通り値引きをして売ってしまいます。新車が全然入ってこないにもかかわらずです。まずは、こういった伝える場を増やすことをしてください。
(2022年6月3日 回答)
関連する記事
-
人材・組織
採用離職率10%というのは高い数字です。経営のどこかに問題があると考えなくてはいけません。 そこを直さない限り、新卒採用をしてもまた辞めてしまうこととなります。辞める理由などは訊いていないのでしょうか。その理由を一つ一つ潰していかなくてはいけません。
業種:お菓子の製造販売
年商:25億円
-
人材・組織
採用私も入協当時同じような感じでした。 でもずっと見ていると自社の注意すべき数字があることが分かってきます
業種:記載なし
年商:記載なし
-
人材・組織
採用案件が案件だけに、社長が直に注意というのも角が立ちます。こういう時の片腕幹部です。まずは片腕幹部を通してヒアリングの上、状況が確認出来たら本人を会議室に呼んで
業種:織物関連
年商:25億ほど
