経営戦略
女性社員に長く働き、活躍してほしい
教育商材の販売代理店をしています。ここ数年で営業職の女性比率が高まり、20代、30代の女性が活躍してくれています。彼女たちに結婚しても出産しても永く働いてもらいたい。かつ、どんどん上を目指し幹部にもなってほしいと思っていますが、現実問題、育休や産休、時短勤務などの間の人手不足をどうカバーするか、問題はクリアできていません。ヒトを増やしてカバーするという選択肢はありませんが、女性が働きやすい環境、成長したいと奮起してくれる制度づくりなど、施策のヒントをご教示いただければありがたいです。
業種:教育商材の販売代理店
年商:5億円ほど
牟田太陽より回答
産休・育休は、人によって違いますが約一年ほどかかるものです。
おっしゃるように中小企業において、その一年のために新しい人を採用というのは考えにくいです。実質社内の人間でやりくりをしないといけません。
そのために部署間を超えて仕事を手伝ってもらえるような社風づくりなど必要です。まだ結婚していない方でも、いずれはその道を通るかもしれません。男でも女でもです。
「自分もだから」と思って協力してもらえるようにしなければいけません。
あとは、私が見た会社の中では、早く安心して職場復帰できるように「社内託児所・保育所」などを設立している会社も何社かあります。打ち合わせに行って赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたときにはビックリしました。
自営だけでなく、委託という選択肢もあります。また助成金の活用も出来るようですが、これは自治体によっても変わるかと思います。
(2022年10月11日 回答)
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業種:静岡エリアを中心にした自動車部品の製造と販売
年商:約15億円