経営戦略
内定辞退を防ぐには
北海道で繊維などの卸売をしております。11月初旬に内定を出した高卒見込みの男性・女性1名ずつ、大卒見込みの男性2名・女性1名の、2023年4月入社予定の新入社員がいるのですが、年明けにかけての内定辞退を防ぐ方法など、手を打っていきたいと思っています。実は昨年も4名、内定を出していましたが、入社1か月前の3月初旬ギリギリのタイミングで2名に内定辞退されてしまい、今年は同じことが起こらないよう、できうる対策は打っておきたいです。有効な対策はあるものでしょうか(そもそも私に問題があるといってしまえばそれまでなのですが…)。また牟田先生のお知り合いのお会社様でお聞きしている工夫などございましたら、ご教示願えますと幸いです。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
そのタイミングでの辞退は痛いですね。会社としても受け入れ準備もしてあったでしょうに、大変だったと思います。心中お察しいたします。
そのタイミングでの内定辞退を防ぐには、もうちょっと前段階から手を打つべきです。
大阪のサンコーインダストリーでは、内定を出した人に入社前の事業発展計画発表会に参加してもらうようにしています。
別室にて内定者同士の自己紹介をしてから参加、懇親会にも出席してもらっています。元気な社員さんたちの姿を見てもらうことで不安を払拭するのに役立っています。
そして入社1年の社員さんのご両親にも参加してもらったりもしています。
発表会をやっている会社は、日本の全法人数から見ると非常に少ないです。なので発表会を見ていただくことによって、「あんなにいい会社を辞めて何処に行くつもりだ!?」とご両親が説得してくれる場合が多いそうです。
《ご参考≫サンコーインダストリー様 お会社URL
https://www.sunco.co.jp/index.html
(2023年1月12日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
「早く一人前と認められたい」という気持ちの表れかと思います。娘婿に多いパターンで、完全な勇み足です。とくに大企業出身の方に多いということも一致しています。中小企業で堅実経営をずっとやってきた先代から見たらハイリスクハイリターンな新事業はとんでもないことです。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
安易な成長拡大は時として会社を窮地に追い込んだりします。常に「売り先」と「売り方」を考えなくてはいけません。日本人の個人客なのか、日本人の団体客なのか、訪日外国人の個人なのか、訪日外国人の団体なのか、どこをどう取っていくのか考えないと失敗します。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
ご質問の件、多くの会社が創業者から2代目、2代目から3代目に代替わりをしています。有難いことに一倉先生からの方は計画書を作成している会社が多いです。引き継ぐ際の注意点としては、最初の数年(人によって違います)は、「今期の重点項目」として加筆する程度で良いです。数十年もやってきたのであれば、
業種:業種:商社(工業用品) 従業員数:100名
年商:記載なし
