成功哲学
先代の父親と同じキャラクターであるべき?
サービス業を営んでいます。父の会社を2代目として引き継ぎました。父はワンマンで決断も早い人間でしたが、私は全くもってキャラが異なり、穏やかで無口なタイプです。
指示の仕方なども異なるので、社員も負担がかかっていると思います。
敢えて自分を変えてでも先代を真似るべきなのでしょうか。
業種:サービス業
年商:5億円
牟田太陽より回答
人は一人ひとり顔が違うように、個性も能力も違います。
真似をする必要などありません。
私が見てきた創業者、二代目社長でキャラクターが同じという親子は見たことがありません。むしろ正反対であることが多いです。
会長の牟田學と私を見ても、顔は似ているのかもしれませんが違います。「え?そっくりですよ」と言われるかもしれませんが(笑)
それは生きてきた世代が違うからだと思います。
戦中戦後世代の会長は、経済成長期とともに生きてきた世代です。対して私はバブル弾けた後に会社に入った世代です。そこには断崖絶壁のような思想のズレがあります。
2000年を過ぎてから、リーマンショック、度重なる自然災害、コロナ禍、会社を取り巻く環境はますます厳しくなっています。この令和の時代に、経済成長期を引きずった考え方では会社がもちません。常に右肩上がりの会社などありません。ときに踊り場があって少し落ちてもまた復活して、大きく見て成長していたらいいと思います。こんな経営環境の中では冷静に細やかな経営判断が出来る社長の方がいいのではないでしょうか。
父親と息子、同じ道は歩んでも、人生は違います。
誰一人として同じ人生は歩みません。
だから正しい人生も無いし、間違った人生もありません。
堂々と、一度きりの自分の社長人生を歩んでください。
(2022年2月7日 回答)
関連する記事
-
成功哲学
日本経営合理化協会でも広報担当者を作っています。弊会みたいな会社では、お客様の人物像を理解している、講師との関係性を理解している、社内で様々な部署に精通
業種:記載なし
年商:記載なし
-
成功哲学
実際のお客様のお話をします。 このコロナ禍で数回リモート参加されていた方に、久々に会場でお会いしました。そういう方が口をそろえておっしゃるのが、「やっぱ
業種:記載なし
年商:記載なし
-
成功哲学
よく分かる話です。通販あるあるですね。 日本経営合理化協会も昔から比べればWEB申し込みが増えたとはいえ、まだまだ紙DM比率が高いです。お客様の平均年齢が高い
業種:食品関係の通販
年商:5億円ほど