経営戦略
M&Aに興味があるが、リスクが怖い
さらなる成長のためにM&Aを検討し始めました。良い相手が見つかれば、一気に事業を拡大できる可能性があると期待していますが、同時に失敗した時のリスクを考えると踏み切れません。中小企業がM&Aを成功させる上で、最も注意すべき点は何でしょうか。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
M&Aは根気よくやれば失敗はないです。同業だとしても社長が違えばDNAは全く違うものです。
お客様から、「M&Aで買った会社で初めて発表会をやるので基調講演をやっていただきたい」と頼まれたことがあります。そこで驚いたのが、社長が方針を発表しているのにもかかわらず3分の1の社員が寝ていたことです。当然、私が講演している間も寝ていました。
その社員たちの顔には、「何で休みの日に普段着ないスーツを着て人の話を何時間も聞かないといけないんだ。面倒くさい。会場だって懇親会だってお金がかかる。そんな金あったら、俺の給料1円でもいいから上げてくれ」と書いてありました。
3回目の発表会で同じ会社から基調講演を頼まれました。正直いい気持ちはしませんでしたが、行ってみて驚いたことに寝ている社員は一人もいなかったのです。3年やり続けると変わるものです。面倒と思う人は去っていくし、「この会社は絶対によくなる」とモチベーションが高い人は逆に頑張るようになるものです。根気よくやり続けてください。
(2025年9月12日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
御社の定年が何歳か分かりませんが、こういった場合でも定年を動かすことはお薦めしません。後々、「あの人は長く働いて、何で自分はダメなのか」ということに繋がりかねません。一度定年退職していただいた上で再雇用という手順にしてください。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
無門塾をやっていると、必ず一人は同じ悩みを抱えている塾生がいます。 そういう場合はセカンドオピニオンでとして、
業種:水産食品の加工・販売
年商:10億円
-
経営戦略
旅館業の場合、関わる人、会社が多いのでキチンとした弁護士に頼んでください。そして取引先、社員を中心とした選択をしていくことになります。社員ですが、いまは採用難もあります。経営者の人脈から同業への紹介による再就職先の支援が一番スムーズで問題が起きないのではないでしょうか。
業種:記載なし
年商:記載なし