経営戦略
新規事業を成功させたい
先代が興した既存事業が強靭で、代替わりした後も新規事業らしい新規事業を生み出していません(新商品開発や周辺領域での事業展開はやっています)
ですので私は、いわゆる「ゼロイチ」未経験のトップです。既存事業がまだ利益を出してくれているうちに、次の収益の柱を育てたいのですが、社長として新規事業をどのように進めればいいか教えてください。
業種:H鋼など建設部材の製造
年商:50億円
牟田太陽より回答
まず一つ目に加える事業としては、本業の弱点をカバーするような事業を加えてください。
受注事業の会社は、見込み事業的な事業を、見込み事業の会社は、受注的な安定的な事業をまず加えてください。
回収サイトが長い会社は、回収サイトの短い事業を加えてください。
新事業を探すのは、もちろん社長の仕事ですが、一番の悩みどころです。
自分一人で悩んでいてもアイデアが出てこない時は出てきません。お客様にお困りごとを訊いてみるのも一つです。それでも出てこなければ、社員にやりたいことを訊いてみるのも一つです。
おっしゃられているように本業の周辺事業で括っていくのも一つです。また、まったく違う事業を始めていく「括らない」というのも一つです。
(2022年3月30日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
人件費が増え続けています。世の中の流れを見ても賃金相場は上昇します。このままでは経営をひっ迫するという焦りがある一方、給料を下げれば人材が流出してしまいます。そもそも社員には世間水準よりもよい給料を…年始などで話をしている「社長の目標設定8つの条件」などの中にも項目として「社員の処遇」という項目があります。「業界水準の10%アップ賃金」というのを目標にしてもらっています。
業種:家庭用ガスの取り扱いなど
年商:10億円
-
経営戦略
基本的に、給料・賞与が上がって嬉しくない人はいません。しかし、その効果がどのくらい続くかというと一週間くらいではないでしょうか。瞬間的に喜び感謝はしますが、人は直ぐに忘れる生き物です。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
私は「日本ではキャッシュレスはなかなか浸透しない」ということを言っていましたが、コロナ禍でかなり浸透をしてきました。理由は、誰が触ったか分からない現金をやりとりする恐怖からです。コロナがキャッシュレスを推し進める
業種:記載なし
年商:記載なし