経営戦略

読めない時代の新規戦略

茨城で酒屋を5店舗営んでおります。コロナによる飲食制限に相当悩まされております。この2年で年商も半分以下になってしまい、さらに先の読めない時代に、どのように対策をしていくか頭が痛い状態です。茨城県以外への販路開拓をするか、まったく新たな分野でビジネスを興すか、といったことも考えていますが、それなりに時間とお金もかかりますので失敗はできません。30人の社員を安心して仕事に取り組ませんために、何かひとつでもヒントをいただければと思っています。

業種:主に日本酒の製造と卸し

年商:15億円

牟田太陽より回答

まず考えなくてはいけないことは、「売り方」と「売り先」です。飲食店の飲食時間の制限や、営業の自粛によって確かに厳しかったことと思います。
しかし、お酒が大好きな人がそれでお酒を飲んでいないかといえば違うと思います。外で飲まなくなっただけで、自宅で飲んでいるのではないでしょうか。勿論、飲まなくなった人も多いとは思いますが。

自宅で飲むのに高級酒をバンバンと飲む人も珍しいと思います。ですので、「飲むもの」「飲む場所」「飲む相手」が変わっただけなのです。そこに対して、どういうアプローチをするかということです。県内で5店舗ということで、地元密着でやられていたと思います。店舗で売れていたので、他の売り方をやっていなかったのではないでしょうか。経営というものは、店舗で待っているだけではなく、外にいるお客様を捕まえに行かなければなりません。「違う売り方をすれば、そこには新しいお客様がいます」いまからでも売り方、売り先を増やす努力をしてください。

(2022年4月12日 回答)

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    業種:企業規模:15人 役職:取締役 業種:商社(食品)

    年商:記載なし

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