経営戦略
人員削減について
現在、私の会社は測量、調査、土木設計などの事業をしています。今まで順調だった公共事業が減少しはじめ、ピーク時よりも売上は3割減という厳しい経営状況にあります。新規開拓や経費の削減を実施していますが、やはり売上の5割を占める人件費カットを考えざるを得ません。来期以降の業績予測からして、現在いる50名の技術者を10名減らさなければならない。
しかし人員削減することに躊躇があります。この場合、会社を守るために人員削減することは経営者として正しい決断なのか、アドバイスをお願いします。
業種:測量、調査、土木設計など
年商:60億円
牟田太陽より回答
測量、調査、土木の分野は数年先までの地場の開発計画が出ていて、そこからの逆算である程度の売り上げ推移が予測できるものです。開発計画がひと段落すれば売り上げは落ちてきます。
その前に何かしらの手を打たなければいけません。それをやっていなくて人員削減をしなくてはいけないというのは判断が甘いとしか言いようがありません。
会社は公の器です。その器に社員を入れ、雇用を守り、出た利益から税金を払い、社会貢献をするものと考えています。
その器を壊してしまうことが一番の悪です。それを守るために人員削減をしなくてはいけないのは苦渋の決断です。経営者としては恥ずべき結果で後に禍根を残す結果となるかもしれません。この失敗を繰り返さないために、次への教訓としてください。
弊会のお客様は、いち早くドローンによる測量をはじめて、それにより省人化、スピード化を達成しています。省人化した分は人数を減らすのではなく、配置転換などで活躍してもらっています。
こういった分野は、東北地方などは雪で仕事が進まず閑散期も多いです。当然ながらそういった閑散期をカバー出来るような事業を加えたりしています。そういった対策などを今後はしていかなくてはいけません。
(2022年5月9日 回答)
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業種:記載なし
年商:記載なし