経営戦略
新規事業、継続?or撤退?
新規事業、継続?or撤退?
取り組み始めて3年目になる新規事業が、なかなか軌道に乗りません。
撤退も考えていますが決断に迷っています。
もし太陽さんが新規事業を進めていかれる中で、継続か撤退かの基準があれば教えてください。
業種:不動産管理業
年商:5億円
牟田太陽より回答
新規事業は始める前にいくつかのルールを決めておくことが必要です。
1. 新規事業は本腰を入れてやること、その間は他の物に手を出さない
力を分散させることは失敗のもとです。最終的には「絶対に成功する」という社長の強い想い込みが重要だからです。スタートしたばかりの新規事業は赤子と同じです。病気になったりケガをしたりもします。絶対に目を離してはいけません。
2. スタートを決める
中小企業は、基本的に人・モノ・カネがありません。現業のメンバーでやることに無理があるようなら人を採用したり、資金を調達したりしなければなりません。
新規事業を思い付きで社員に宣言してスタートする社長が、ワンマン経営者にありがちです。こうなってしまうと社員は疲弊します。
何年後かのスタートに向けて、人と資金を載せていくのがマネージメントです。
「新規事業進出は大胆に」とも言いますが、「大胆かつ緻密に」スタートをしてください。
3. 撤退の基準を決める
「期限なのか」「利益なのか」で決めることが多いです。私は期限で決めます。
多角化をしている会社を見てみると、「新事業は失敗するのが当たり前」という社風になっていたりします。ズルズルと赤字を引きずるのも社員のモチベーション的にも良くありません。「あの事業がなければ、もっと給料が上がってもいいはず」などと考えてしまうのが人間です。
「執着せずに決断をする」というのも必要なことと思います。
(2022年1月26日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
会社は、いい商品・サービスを適正な価格で買っていただいて利益を出す、そして社員の給料を上げる、そして所得が上がった社員は、消費をする…これが実体経済です。 今現在、そのサイクルが回っていないので、学生の皆さんは本当に大変と思います。これからの日本経済復活の鍵は、「日本人の可処分所得を増やすこと」これ以外にはありません。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
上場は一つの道であって目的であってはいけません。 「何のために上場するのか」という理由は明快でしょうか。あるお客様は成長拡大を考える上で、会社の体を維持するために上場を選択しました。
業種:自動ドア関連の部材を製造しています
年商:約15億円
-
経営戦略
「早く一人前と認められたい」という気持ちの表れかと思います。娘婿に多いパターンで、完全な勇み足です。とくに大企業出身の方に多いということも一致しています。中小企業で堅実経営をずっとやってきた先代から見たらハイリスクハイリターンな新事業はとんでもないことです。
業種:記載なし
年商:記載なし
