人材・組織
採用
社員を信用できない
頼りにしていた腹心の部下が独立し、ウチの会社から数名の社員を引き抜いていきました。以後、人間不信というか、社員が皆、機会があれば裏切るような気がしてなりません。疑心暗鬼を抱えたまま、経営を続けていってよいものなのでしょうか。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
「名」と「禄」を重要視してください。
「名」とは役職で、「禄」とは給与です。役職を上げるのか、給与で報いるのか、それを考えなければいけません。マインドとスキルの両方を兼ね備えた社員が理想ですが、そんな人はなかなかいないのが中小企業です。
幹部に登用する(名を与える)のであれば、スキルよりもマインドを重視してください。マインドが低く、スキルが高い者に両方与えてしまったのが今回の失敗です。同じような会社をいくつも見てきました。いつも苦労するのは会社です。
失敗を嘆いても仕方ありません。重要なのは、過ちを認めて次への糧にすることです。経営とは経験の科学です。失敗から得ることは大きいです。今後の幹部登用へのやり方に繋げてください。何かありましたらまたご相談ください。
(2023年8月15日 回答)
関連する記事
-
人材・組織
採用3月決算の会社が多いので、現在今期の経営計画の発表をやられている会社が多いです。 先日も、一社自動車の販売会社の発表会でした。 自動車は、半導体不足で新車がメーカーから出てこない状態です
業種:静岡エリアを中心に自動車部品の製造販売
年商:23億円
-
人材・組織
採用その通りです。去る者を追っても仕方ありません。 ビジョンに賛同していたのに待遇面で去るということは、マインドが低いということです。重要ポストについてから辞められると大変です。「早いうちで良かった」と思うようにしてください。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
人材・組織
採用長く働いているベテランと呼ばれる人ほど変化を嫌います。それはどの会社も同じです。 人は歳を取れば取るほど固定観念が増してきます。固定観念とは、「これはこうあるべき」という強い思い込みです。固定観念は、何か新しいことを始める際に必ず障壁となるモノです。 若い社員が良い提案をしてきても、ベテラン社員が経験則から否定してしまう…とても怖いことです。 そうならないためには、部門間を超えて社内に小さな組織を作り外部との接触する面積を増やしたり、社内に外部からの遺伝子を入れてみたりすることが大切です。 外の世界を知ることで、自分たちの常識と考えていたモノが実は非常識だったということはよくあることです。そういう教育も必要です。
業種:記載なし
年商:記載なし