経営戦略
兄弟経営におけるトラブル
兄弟経営甥が同業の会社を立ち上げました。甥の父親である私の弟は、我社の専務。
まぎれもなく我が社の戦力であり、私の右腕でもあります。彼も知らなかったそうで、年末に名刺を渡されて寝耳に水だったそう。
しかもうちと関係があるかのような営業をしているらしいです。私の感情としては許せませんが、身内のことでもあります。
今の時点で甥を前に冷静になれる自信がありません。専務もどう処遇すればいいでしょうか。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
お気持ちお察しいたします。
これは、専務と息子さんの親子の問題だと思います。
「親子の縁を切るのか、どうするのか」という問題ではないでしょうか。
「寝耳に水」の一言で専務はそれでいいのでしょうか。
創業者なのかどうか書かれていませんの分かりませんが、経営者にとって息子も子供ですが、会社もまた我が子同然です。それを浸食されてヨシとしてはいけません。
同エリアに同業種が出来れば、単純にお客様を二分するだけでお互いに良くありません。
さらに社員にもお客様にも直ぐに知れ渡ります。
話し合って甥を自社に入れるのか、別の仕事をさせるのか、身内の縁を切るのか、この三択くらいしかないのではないでしょうか。
(2024年2月6日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
残念ながら、師というのは紹介するものではなく自ら探すものです。そういう場所に身を置くことが何より大切です。私にも5人の師匠がいます。経営の師は牟田學、営業の師は故田中道信先生と故後藤昌幸先生、財務の師は井上和弘先生、理念の師は故新将命先生です。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
人件費が増え続けています。世の中の流れを見ても賃金相場は上昇します。このままでは経営をひっ迫するという焦りがある一方、給料を下げれば人材が流出してしまいます。そもそも社員には世間水準よりもよい給料を…年始などで話をしている「社長の目標設定8つの条件」などの中にも項目として「社員の処遇」という項目があります。「業界水準の10%アップ賃金」というのを目標にしてもらっています。
業種:家庭用ガスの取り扱いなど
年商:10億円
-
経営戦略
経営は一つの事象だけ捉えずに流れで見ることが大切です。 デフレ期はモノの値段を下げないと売れません。会社としては利益を出し難い状態となります。そうすると社員の給料を上げられない。結果的に消費が冷え込む…という循環です。
業種:各種ネジの製造・販売
年商:7億円