人材・組織
採用
過程と結果、どちらを重視すべきか?
近々、父から会社を引き継ぎます。そこでお伺いしたいのが社員の評価についてです。先代は感覚で評価をしていたようですが、私の代では明確な基準をもって評価をしたいと思っています。ですが、過程と結果のどちらを重視して評価すべきか悩んでいます。太陽さんは、普段どちらを重視して評価をされていますか。またその理由も教えて頂けたら幸いです。
業種:不動産ディベロッパー
年商:200億円
牟田太陽より回答
結果ももちろん重要ですが、そこに至る過程を私は重視します。
ルートセールスで説明します。結果だけを重視しますと営業マンたちは大口のお客様を自分で囲って離さないようになってしまいます。ベテラン社員ほど優位な状況になってしまいます。本来、ベテラン社員の仕事というのは、自分が持っている太いお客様を若い社員に任せ、自分は新規のお客様の開拓に力を注がなくてはいけません。
企画などでも、誰もがホームランを打ったり三振をしたりする可能性があります。そこで単純に評価をしてしまうと不満が生まれます。そしてその社員の後ろにはサポートしてくれるスタッフたちの存在もあります。経営はチーム戦です。そういったことを考えて評価をしていくことが重要です。
(2022年5月24日 回答)
関連する記事
-
人材・組織
採用いまの27歳の社員は、22歳で4月から社会に出るときにコロナ禍で緊急事態宣言中だった 年齢です。 それより若い人たちは、せっかく大学に合格したのに大学に行けなかったり、アルバイト もできなかったり、恋愛もできなかったり、サークル活動もできなかったり、友達もでき なかったり…分断によりコミュニケーションにも苦労をした世代です。30代以上の人から 見ればいままでの人間関係の常識は通用しません。 「接し方」が何よりも重要です。 社内の先輩後輩、上司部下という関係だけでなく、お客様、取引先、相手によって態度を 変えるような接し方ではトラブルのもととなります。 本来、人と人には、上も下もありません。お互いに気持ちよく仕事をすることを心掛ける べきです。今まで以上に、「誰にでも丁寧な対応をする」ということが求められます。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
人材・組織
採用ご質問では、その方が悪いように書かれています。が、その方も幹部になるような方なのでそれなりに能力が高いのではないでしょうか。また、社歴が長い幹部ですと辞めさせることによる社内外への影響を考えてください。お客様を持っていく可能性もあります。部下を連れて辞める可能性もあります。同じエリアで同業を始める可能性もあります。
業種:学習塾の運営
年商:5億円
-
人材・組織
採用昇格のタイミングは組織によってそれぞれです。 あまり好きではありませんが、分かりやすく「上・下」という
業種:記載なし
年商:記載なし
