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事業構造
「適正価格」のつけ方は?
以前講演で「適正価格」で販売することが大切と伺いました。牟田先生はどのような基準でその価格が適正かどうかを判断されていらっしゃいますか?価格を見直す際の基準などもあれば教えてください。
業種:文房具など取り扱い
年商:20億円
牟田太陽より回答
原価だけでなく、その商品にどれだけの時間と技術が入っているのかを考えて値段をつけます。「日本経営合理化協会の本は高い」と冗談めかしておっしゃる方がいます。しかし、講師と編集者と二人三脚となって膨大の時間と手間暇をかけて作っているのです。しかも、いつまでも手元に置いて読み返せる本と位置付けて、そういった内容以外の本は出しません。そういった意味で、私は千数百円の本と比べて安いと思います。
値決めは経営そのものです。安いものを売るのも、高いものを売るのもそれぞれ売り方があります。そこでも会社の方向性は変わってしまいます。
単なる「価格改定」ですと、お客様は「損をした」と思ってしまいます。そこで商品を磨き続けることが重要となります。もっと美味しくするために、もっと内容を良くするために考えて考えて改良をした上で値段に反映させていくことを目指すべきです。
(2022年6月16日 回答)
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年商:記載なし
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