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40代 食品メーカー 再雇用について

あと3年で60歳になる社員がいます。彼は勤務態度が良いとは言えず、成果も殆ど出せず、傍から見ても仕事にやる気がありませんでした。もう何年も、再三注意しても治らず、しかし先代(私の叔父)がお世話になった人の息子ということで採用したこともあり、事を荒立ててまで辞めさせるに至りませんでした。 定年延長が数年前に話題になった時、私から個別面談で「60まで、再雇用や延長はない」と伝えていて、本人も「はい」という返事だったのですが、後任の若手をつけて引継ぎの準備を指示しても、後任の教育を全くせず、いわゆる「仕事を干す」という状態にしてしまいます。先日、再度面談をして、引継ぎをするように注意はしたのですが「65まで雇用しないのは違法、訴える。」の一点張りです。なんとか穏便に引継ぎをさせて辞めてもらいたいです。 牟田さんならどうしますか?

業種:食品関連

年商:記載なし

牟田太陽より回答

2025年で定年が65歳に延長されます。
そこまでの今の期間は「猶予期間」ということになっています。おっしゃられる通り雇用者が「65歳まで働きたい」と言えば、断ることが出来ないのがいまの期間です。
しかし、雇用形態は会社が決められます。

人によって個体差というのがあります。再雇用は一律でやるのは難しいです。
私でしたら、一度定年退職ということで退職金をお支払いしたうえで、再雇用の形態は本人の会社への貢献度で決めていきます。
その評価の中で自分として65歳までの5年間何が出来るのか逆に提案をしてもらいます。今回のケースでは3年間も考える期間もあります(実際は2年くらいでしょうか)
その期間までに折り合いがつかないのであれば、「仕方ありませんね」という着地になるのではないでしょうか。

(2022年12月20日 回答)

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