経営戦略
身内からの採用に指針は必要か?
今年で創業20年の貿易会社を経営しています。一人娘が社員の男性と結婚することになりました。6月に式を挙げる予定です。
婿養子ということで結納金や新居、式の費用などもこちらで用意して親御さんも納得した様子でした。私たちも式の日を楽しみに過ごしていたのですが、先週いきなり、あちらのお父様から「弟のほうを7月から入社させてもらえないか」と連絡がありました。
弟さんは新卒から7年勤めた会社が閉業し、転職活動がうまくいかず落ち込んでいるそうです。婿に弟さんの人格について聞きましたが、「人手不足の中で転職活動がうまくいっていないのは自分のことをわかっていないから。勉強してきた分野も違うし、うちに来ても迷惑をかけるだけなので親父にも言っておきます。」と謝られました。
式の直前にこんな話をしてくるあちらのお父様に不信感が芽生えて不安になってきました。これから娘たちが会社を継ぐにあたって、身内からの採用に指針を作った方がいいでしょうか?
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
ご質問には書かれていませんが、お嬢様も社内にいらっしゃって、社内で交際が始まったということですよね。そしてお嬢様も引き続き働いているということでよろしいでしょうか。
「オタフクソース」の佐々木さんに何回か講演をしていただいたことがあります。ここは創業家一族8家族が社内にいます。そこで家族憲章をさくせいすることで統率を図っています。ご興味おありでしたら調べると出てきます。
牟田太陽の家族憲章はいたってシンプルです。
・兄弟は会社に入れない
・入れてもいい場合は、能力があること、または社長が完全にハンドリングできること
この2つだけです。兄弟の仲が良くてもお嬢様と弟さんの相性も未知数です。この場合は旦那さんのおっしゃられるとおり、やめておいた方がいいと思います。
(2024年7月30日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
上場は一つの道であって目的であってはいけません。 「何のために上場するのか」という理由は明快でしょうか。あるお客様は成長拡大を考える上で、会社の体を維持するために上場を選択しました。
業種:自動ドア関連の部材を製造しています
年商:約15億円
-
経営戦略
M&Aの市場はコロナ禍でますます活況を呈しています。ここ10年でM&Aに対する考え方も随分と変わってきました。技術などを持ちながら後継者不在で廃業する会社に対して、「廃業するなら会社を売って、会社と社員の雇用を継続させたほうがいい」とアドバイスをしていたのが、「数百万円でサラリーマンが起業をする時代」と言うようにまでなりました。
業種:食品製造加工業
年商:20億円
-
経営戦略
同エリアでライバルがいても成り立つのはせいぜい3社までです。あとは、売り上げ利益の奪い合いです。ここで弱気になったり、負けると後に続く者が出てきます。営業先でバッティングした場合、強気に出なくてはいけません。たとえ赤字でも仕事を勝ち取り、どこで利益を出していくかバックエンドを考えたりしなくてはいけません。これはいち営業マンには決定できません。経営判断が必要となります。お客様ごとに戦略を立てるようにしてください。
業種:記載なし
年商:記載なし
