経営戦略
古参社員に阻まれる
中継ぎ社長をしており、オーナー一族ではありません。先代は、カリスマ性のあるリーダーシップで一点突破で会社を大きく成長させた人物でした。しかし、私が社長になってからは、事業の多角化や組織改革など、様々なことに取り組む必要が出てきました。先代が築き上げてきたものを守りながら、新しいことにも挑戦しなければならない。オフェンスとディフェンスを同時にこなすような状況です。しかし、社内には先代の頃から働いている古参社員が多く、新しいことをしようとすると、「先代のやり方の方が良かった」「新しいことをする必要はない」などと反発されることが多々あります。かといって、先代のやり方に固執していては、会社が衰退してしまう恐れもあります。新しいことをしたいという気持ちと、現状維持を求める社内の声との間で、板挟みになっている状況です。オーナー一族でもない私が、古参社員の理解を得ながら、改革を進めていくには、どんなアプローチが有効でしょうか?また、中継ぎ社長として、どんなことに重点を置いて経営すべきか、という点についてもご意見いただけますでしょうか。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
会社の中でずっと仕事をしていると井の中の蛙になってしまいます。
まず古参社員の方々に必要なのは、他の会社がどんなことをやっているか知ることではないでしょうか。自分から言ってもダメなら、勉強に出して「社長が言っていることは正しいんだ」と知ってもらわなければいけません。そうすることによって、社長との共通言語を学んでもらうことにもなります。
中継ぎ社長として大切なことは、「会社というものは生き物なので、急な変化に対してアレルギー反応は必ずある」と知ることです。まずは先代がやってきたことを踏襲した上で、少しづつ変えるべき部分を見極めることです。そこを勉強した古参社員たちと改革していけば良いです。その先に多角化などがあります。
(2025年6月24日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
令和の時代、ハラスメントは一発退場になりかねない問題だと徹底してください。場所、言葉、言い方…全て適切でないといけません。流石に9千万円というのはないと思いますが、起きてしまえば会社としてその上司に対して何らかのアクションはしなければなりません。
業種:本文にかきました
年商:本文にかきました
-
経営戦略
谷本 有香 氏 Forbes JAPAN 執行役員 WEB編集長 演題:パラダイムシフト、できてる?
業種:全国経営者セミナー注目講師の紹介
年商:全国経営者セミナー注目講師の紹介
-
経営戦略
「使うべきところには使う」というのが私の考え方です。逆に言うとそれ以外には使いません。個人でも会社でも株はやりません。しかし、本業に親和性のある新事業であったり、親和性はなくても本業の弱点をカバーするような
業種:学習塾の運営
年商:15億円