承継・財産
息子の事業承継に反対
年商15億円の運送業を経営する夫の妻です。主人は長男(25歳・大学院卒)に事業を継がせたいと考えていますが、私は反対しています。この業界は労働環境が厳しく、将来性にも不安があります。何より主人が過労で体を壊しているのを見ているので、息子には同じ思いをさせたくありません。息子も『継ぐつもりはない』と言っていますが、主人は『男に生まれたからには家業を継ぐのが当然』と聞く耳を持ちません。最近は食事中でも事業承継の話ばかりで、家庭の雰囲気が悪くなっています。母親として息子の将来を守りたいのですが、夫の期待を裏切ることにもなります。経営者の妻として、事業承継問題にどう向き合えばいいでしょうか?息子の意思を尊重すべきか、家業の継続を優先すべきか悩んでいます。(※経営者からの質問ではなく大変申し訳ございません。場違いな質問でしたら破棄いただいて構いません)
業種:運送業
年商:15億円
牟田太陽より回答
社長に一番必要なモノは情熱です。本人のやる気なくして成功はあり得ません。本人が、「継ぐつもりがない」とおっしゃっているのであればその意見を尊重するしかありません。私としては残念ですが。
「2024年問題」など聞いたことあると思います。ドライバー不足問題です。ドライバーが不足することは2000年代から言われていたことです。弊会のお客様は、早い段階からドライバーに光を当て離職率を下げ、採用にも力を入れていました。ドライバーが不足するということは、そういう会社が儲かるということです。業界自体は悪いとは思いません。むしろ逆だと思います。
(2025年8月26日 回答)
関連する記事
-
承継・財産
《人間関係 番頭さんへの対応》父が創業をした会社を4月から引き継ぐ予定ですが、番頭、役員との溝がなかなか埋まりません…。これまで新卒で入社して営業の現場から叩き上げでここまで頑張ってきたつもりですが…「自分と合わない」という理由で、番頭、役員を整理してはいけません。 本来、先代の番頭、役員の処遇は、先代が考えるべきことです。その方達が残るということは先代の判断と考えるべきです。
業種:菓子類の卸売
年商:10億
-
承継・財産
最愛のお父様を亡くされたとのこと、謹んでお悔やみ申し上げます。 お父様は風となり光となり常にお傍で貴方を見守っていると思います。勇気を持って社長業に取り込んでください。 会社を継ぐというのは色々なカタチがあります。
業種:商社(輸入雑貨)
年商:10億
-
承継・財産
昔から会長の牟田學が言っていたのは、「子供が2人いたら会社を2つ作りなさい。子供が3人いたら会社を3つ作りなさい」というものです。 兄弟経営というものは、
業種:運送業
年商:5億