経営戦略
後継者に選ばれなかった
経営者の息子45歳です。父が経営する部品製造会社で、私が営業部長を、2歳差の弟が製造部長を務めています。一週間前の夜、突然、家族会議が開かれました。そこで父は、私の弟を後継者にすると宣言しました。てっきり私が後を継ぐと思っていたので晴天の霹靂です。理由を聞いても、曖昧な返答ばかりで納得がいきません。しかし、すでに決定事項ということで話し合いの場も持ってもらえない状況です。後継者に選ばれなかったことが悔しくてたまりません。次期社長として恥ずかしくないようにと頑張ってきた日々は何だったのか。心のモヤモヤが晴れません。家族付き合いにも影響しています。この思いをどのように消化すればいいのでしょうか。転職も考え始めています。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
同じような会社を何社か知っています。
後継者候補として育っていた方が、ここで腐って外の会社に行ったとしても、立場も給与も落ちていくだけです。それは薦めません。
「人爵」と「天爵」という言葉があります。
人爵とは、人から与えられた役職や地位のことをいいます。人から与えられたモノは、何かの失敗で簡単にまた失ってしまうこともあります。しかし、自ら努力によって身に付けた天爵は何があっても失うことはありません。
いまは、与えられた場所で自分の力を最大限に発揮することだけを考えるべきです。そうすれば、まだ見えないモノが見えきます。
(2025年10月14日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
普段から意識をしていないといざというときに言葉や態度に出てしまうものです。そのファーストコンタクトが相手を傷つけてしまうことがあるといいます。怖いものです。
業種:本文中に書かせていただきました
年商:記載なし
-
経営戦略
あくまで私の考え方です。「不妊治療に専念するために退職したい」との考えを持っている人を引き留めるのは会社のエゴです。彼女なりの覚悟があったはずです。妊娠、出産は人生において一大イベントです。ホルモンバランスが崩れたり、体調が崩れたり、命がけとなる場合もあります。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
全国経営者セミナー登壇講師 エミン・ユルマズ氏 グローバルストラテジスト/エコノミスト ご紹介
業種:全国経営者セミナー注目講師の紹介
年商:全国経営者セミナー注目講師の紹介
