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事業構造
「在庫削減」に対する考え方 – 在庫は悪?
在庫管理において、多くの在庫を持つことは「悪」だと聞きます。弊社でも運転資金などの観点から、日々在庫削減に力を入れています。しかし原材料不足・原材料高の今思うのは、もう少し在庫しておけばよかったということです。果たして在庫は悪なのか正義なのか。難しいところですが、牟田さんは「在庫削減」についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。在庫管理についての好例などもありましたらご教示願います。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
在庫は悪の場合もありますし、魅力である場合もあります。
これだけネットが発達してあらゆるモノがネットで売り買い出来る世の中になっても、リアル店舗に足を運ぶ人がいます。そういう人たちにとっては在庫は魅力なのです。
目的の商品だけでなく、「こんなモノあったのだ」と手に取る楽しみがあります。本屋さんなどそうではないでしょうか。私も本屋さんを何軒もハシゴをしたりもします。
会長の事例でよく出てきていた、ネジの商社であるサンコーインダストリーさんも在庫が武器です。堂々と「商品アイテム数がウチの売りモノです」と社長は言います。「無いネジは無い」というのが合言葉です。ここはアイテム数を増やして、それを最新のITで管理をしているのです。大阪のIT企業百選にも入っている会社です。
何処を採るかは社長の考え方次第です。最終的には、それで利益が出ていればそれが正解です。
(2022年7月25日 回答)
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