経営戦略
中小企業におけるインフレ手当(特に若手社員向けに)
値上げが相次いでいるなか、特に若手の社員向けに臨時の手当てなど考えています。給与がさほど高くない若手層になるほど生活に支障が出る懸念がある。また大手をはじめ、インフレ手当、臨時物価上昇手当など措置をとる企業があることを報道で目にしているためです。着手の際の注意点など、ご教示願えますと、とても助かります。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
まず、その「臨時」はいつまでという問題が生じます。
私はこのまま物価は下がらないのではと感じています。いまの国際情勢を考えると下がる要素が無いからです。
場当たり的な臨時手当は、社員に期待を持たせ、終われば不満になるのではないでしょうか。さらに「臨時手当が出せるなら何故ベースアップをしない」と取られかねません。
売り上げが伸びているのに、材料費が全て上がっているので結果利益がトントンになってしまっている会社が多いです。
印刷会社でも、折角中身のデザインのクオリティーが上がっているのに、それを包むバインダーがとても古いタイプだったりするのを見受けます。担当者に聞くと「昔からこれでやっているので」と言います。いままで通りやっていては売り上げは上がるわけがありません。付加価値をつけ、価格を上げ、そして出た利益を社員に正しく分配すること、このサイクルを間違えない方がいいかと思います。
(2022年9月2日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
会社が違えば働いている人も違います。全ては相性です。紹介者の会社で上手くいっていても、自社で上手くいく保証はありません。そういった事象は私が知っている経営者の仲間内でもよく見かけます。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
新規事業は始める前にいくつかのルールを決めておくことが必要です。 1、新規事業は本腰を入れてやること、その間は他の物に手を出さない 力を分散させることは失敗のもとです。最終的には「絶対に成功する」という社長の強い想い込みが重要だからです。スタートしたばかりの新規事業は赤子と同じです。病気になったりケガをしたりもします。絶対に目を離してはいけません。
業種:不動産管理業
年商:5億円
-
経営戦略
たとえ給料を上げても、その効果は一週間で終わります。お花畑みたいな夢ばかり語っても、それが給料に繋がっていなかったら効果はありません。そういったモノをキチンと書いた計画書をお作りになっていますでしょうか。社長の仕事は「伝えること」です。
業種:記載なし
年商:記載なし
