経営戦略
キャッシュレスのメリット
父から会社を継ぎ(関西で、スーパー関連の事業です)、今年から社長職を務めています。不勉強で、ひとつお教えいただきたいことがあります。キャッシュレスのメリットについてです。世間では注目されておりクレカ以外にも多様化しています。しかし商売をする側からすれば、現金でお支払いいただくのが、手元にお金がすぐに入ってくる最良の方法とも思えてしまいます(商売柄かもしれませんが)。私の視野が狭く恐縮ですが、現金以外の支払い方法を検討することでの、お客様側のメリット、商売する側のメリット(もしくはデメリット)について、牟田先生のご意見をお聞かせいただけますと幸甚に存じます。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
私は「日本ではキャッシュレスはなかなか浸透しない」ということを言っていましたが、コロナ禍でかなり浸透をしてきました。理由は、誰が触ったか分からない現金をやりとりする恐怖からです。コロナがキャッシュレスを推し進める結果となりました。
キャッシュレス決済を大きく分けると、「交通系」と「〇〇ペイ」の2種類でしょうか。
飲食・小売店にとってメリットは、まず会計が圧倒的に早いということです。
しかし、最大のメリットはそこではなく安全性です。現金の集計ミスがない、不正が起きない、盗難もないことです。
そしてクレジットカードと比べて手数料が低い、入金が早いことです。「現金に近い」と言っていいです。
逆にデメリットは、手数料が取られる、入金に若干のタイムラグがあることです。
おっしゃられるようにその日その日に現金が入るのが、飲食・小売のメリットです。
メリット・デメリットを対比した時にメリットが大きいということで導入店舗が増えています。
難しい判断ですが、消費者の立場的に「あそこのお店は〇〇ペイが使える」というのもお店を選ぶ選択肢に入ってきています。考えてみる価値はあるかと思います。
(2023年2月7日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
-
経営戦略
回収サイトの長さは自社努力だけではいかんともし難いですね。建設業の中でもいろんな会社がありますが、さまざまな工夫をしています。ビルの耐震診断や耐震補強をしている会社が、旧耐震構造のビルを安く買い、補強をしてオシャレに改造して、高い家賃で貸すことで安定収入を得ていたりしている会社もあります。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
「お客様は神様である。しかし、媚びへつらってまで買っていただこうとは思わない」というのが私の考えです。何故なら社員に誇りをもって働いてもらいたいからです。今の時代、度を越えると強要罪や、威力業務妨害という罪にもなったりします。
業種:記載なし
年商:記載なし