成功哲学
決断力の高め方
「社長は決断力」とは多くの経営者がおっしゃることですが、とにかく私は決断力が遅く、そのせいでビジネスチャンスを逃した苦い経験もあります。決断力を養う方法はありますか?
業種:小売業
年商:3億円
牟田太陽より回答
先日、飲食業の会社に訪問した際に、若い女性店長から相談を受けました。
「自分は普段ホールを見ているので、厨房と隔たりがある。厨房の新人に何か気になることがあっても厨房には料理長がいるので注意して良いか迷うことがあります。また注意して辞めてしまったらどうしたらいいかわかりません」というものでした。
この時の私の回答は、「役職に『長』とつく人は傷つくのを怖がってはいけません。一番いけないのは何もしないことです。何かに迷ったときは考えてほしいのが、『社長だったらどうするだろう』『社長だったら何ていうのだろう』ということです。『長』のつく人は、社長の代行業なのです。それで考えて行動したのであれば、その結果、注意された人が辞めてしまっても、褒めることはあっても怒ることはないです」というものです。
社長であっても同じことと思います。
ましてや後継社長であれば、親から引き継ぎ、迷っても親には訊きづらかったり、頼りないと思われないだろうかと悩む方も多いのではないでしょうか。
私のセミナー「実学の門」や「Podcast」の中でも、「経営の師匠をもちなさい」と話しています。
私にも、会長の牟田學以外に、理念の師匠、営業の師匠、財務の師匠など数人います。
それぞれの問題に直面した時、「その人だったらどう行動するのか」「その人だったらどう言うのか」が判断基準になったりします。
普段からそのように決断していると、おのずと瞬間的に答えが見えてくるものです。
まずは、「師匠を持つ」というところからではないでしょうか。
(2022年2月1日 回答)
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年商:約7億円