人材・組織
採用
トップダウンからボトムアップへ
先代のトップダウン経営から、ボトムアップの経営に変えていきたいと思っています。
しかし、社員はトップダウンに慣れきってしまっているので、なかなか意見が上がってきません。他社での成功事例があれば教えてください。
業種:運送、車両リース、タクシー事業など
年商:10億円
牟田太陽より回答
分かりやすく極端に言います。
トップダウンの会社の組織をピラミッドに例えることが多いです。ボトムアップとは、そのピラミッドを逆さまにした状態です。真逆な状態にするわけですので並大抵な努力では実現はしません。
それを実現させた会社の事例を見てみますと、「逆さまにする」という発想は既にありません。「一度壊して再構築する」という発想が正しいです。
成功の秘訣は、「社内に小集団(10人以内)をいくつも創る」ことです。企画、開発、販売までその小集団にやらせ、採算まで考えさせます。そうすることで経営そのものへの参画意識を持たせます。10人以内というのは一番情報を吸い上げやすい人数だからです。情報は小集団の「長」から社長へと直接報告が行くようにします。
ですので、重要なのはその小集団の「長」を誰にやってもらうかということです。それ次第で成功するか失敗するかが決まります。社内に任せられる人材がいるかどうか、いなければ教育をしなければなりません。
(2022年4月1日 回答)
関連する記事
-
人材・組織
採用《会社に貢献しない高齢社員》あと3年で60歳になる社員がいます。彼は勤務態度が良いとは言えず、成果も殆ど出せず、傍から見ても仕事にやる気がありませんでした。もう何年も、再三注意しても治らず、しかし先代人によって個体差というのがあります。再雇用は一律でやるのは難しいです。 私でしたら、一度定年退職ということで退職金をお支払いしたうえで、再雇用の形態は本人
業種:食品関連
年商:記載なし
-
人材・組織
採用若者の離職率の高さに関しましては、同じ悩みを全国で聞きます。多くの社長が、そこで「働きやすい会社」にしようとします。しかし、間違ってはいけないのが「働きやすい会社」は離職率低いのかというと、決してそうではないですし、「働きやすい会社」は潰れないかというと、これまたそうではありません。
業種:女性向け美容クリームの製造と販売
年商:20億円
-
人材・組織
採用「フラットな組織は難しくても、フラットな社風は努力で作れる」というのが私の持論です。社風というのは字のごとく、会社内に吹く風のことです。その風を起こすのは社長しかいません。
業種:記載なし
年商:7億円ほど