経営戦略
社員を「動かす」には
牟田先生の「Podcast」で、アクションを起こすことの大切さについて学びました。自分自身はフットワークが軽い方ですので、決断したらすぐに実行することができます。しかし、社員は違います。どちらかといえば、しばらく考えてから動くタイプが多く、なかなか行動に移してくれません。考えてから動くことは悪いことではありませんが、考えているうちに次第に状況が悪化したり、チャンスを逃していることがあります。社員にすぐ動いてもらうための工夫や仕掛けがあれば教えてください。
業種:九州地方でチルドデザートの製造と販売をしています
年商:3億円
牟田太陽より回答
難しいですね。社員は基本的に新しいこと、特に新事業・新商品開発などやりたがらないものです。現業プラス新しいことをやらなければいけないからです。ベテランと呼ばれる社員ほど挑戦したがらない傾向があります。給料もそれなりに貰っているから、本人たちからしてみたら「いまさら新しいこと?」という思いがあるからです。そこで必要なのが、「新しい力(若い社員)」です。
日本経営合理化協会では、新しいプロジェクトを始動するときは、部署も関係なく数人の若手中心のチームを組んでスタートをさせます。新しいことに挑戦するのに若い力は不可欠です。そういう若い力を姿を見せることによって、ベテラン社員はベテランとして、アドバイスを出したり意識が出てきます。
スピードは武器です。新事業・新商品のチャンスの果実が木になっていても、見逃したり、採るのをあきらめたり、先延ばしにしたりすれば、他の誰か(他社)が採るだけです。
感じたら動くことを「感動」と言います。さらに言うと、感じたら即動かなければいけません。重要なのは、「感・即・動」です。
何故、いまやらなければいけないのか、しつこいくらいに言い続けてください。
(ご参考URL Podcast「牟田太陽の社長業NEXT」第18回 アクションを起こす)
(2022年5月30日 回答)
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