成功哲学
後継の悩み
祖父が会社を創業して会長、父が社長、叔父も役員をしています。僕は一人息子だから、いずれは祖父の会社に入って跡を継ぐんだよ、と小さい頃から周囲に言われて育ちました。でも僕は小さい頃からなりたい職業があり、大学も関連の学部に入りました。祖父の会社とは全く関連がない職業です。就職するなら第一志望は海外メーカーになると思います。やりたいだけ習い事や留学もさせてもらって、友達の家と比べてかなりお金をかけてもらったと思います。 祖父も両親も「好きにすればいい」と口では言ってますが、やはり継がずに就職すると言えば、すごく落胆すると思います。特に祖父は落ち込むでしょう。 夢である職業に就いて、いつか辞めて祖父の会社を継ぐというのも何か違う気がするし、祖父の会社をこのまま継いだら自分の人生に後悔しそうです。でもその道に進むと言って家族が落胆するのを想像すると何も言えず、悩んでいます。最近毎日、自分が2人いればいいのに、せめて兄弟がいればと考えてしまいます。 牟田さんは、ほかにやりたい仕事とかありましたか?今の会社を継ぐ時に迷ったことはありますか?
業種:質問内に記載します
年商:記載なし
牟田太陽より回答
会長の牟田學は、私が小さい頃から出張族で家にはあまりいませんでした。
しかし、帰ってくると母に向かって「今日会った社長が」とか「一倉先生が」とか楽しそうに話していたのを小学生ながら覚えています。
それを見ていて「日本経営合理化協会の仕事は楽しいのだろうな」と思い育ってきました。
私にとって将来、日本経営合理化協会に入協するというのは一択で、他には考えられませんでした。いまは天職だと思っています。
自分の父親の会社を継がなかった息子さんを何人も知っています。
「太陽さんから息子に言ってくれないか」というご相談も何度も受けました。それで本人の意思が変わることはまずないです。
嫌で継がなかった人も知っていますし、嫌々ながら継いだ人も知っています。
嫌で継がなかった人がその後どう働いているのか、それは知る由もありません。嫌々ながら継いだ人は、それを私に話すということは何か心の変化があったということです。
私はこういう立場ですので、少し偏った意見になってしまうかもしれません。
ただ言えることは、誰のものでもない自分の人生ですから、悔いのないよう堂々と生きればいいと思います。
(2023年1月10日 回答)
関連する記事
-
成功哲学
後継社長は比べられて当たり前と思ってください。 そこで自分自身に自身を持つには、「自分との小さい約束の達成の積み重ね」以外にはありません
業種:山陰地方で公共工事など行っています
年商:400億円
-
成功哲学
お問い合わせ有難うございます。 是非、出版局にぶつけてみてください。会社が一社あれば一社の歴史があります。実はそういう方多いです。その中で弊会の書籍として発刊されるかどうかは、私にも分かりません。はなから諦めるのか、やってみて諦めるのか結果は同じであったとしても全く違います。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
成功哲学
勿論、会社として改善するべきところは改善するべきです。 しかし、文中の「経営への考え方や、それに伴う社内外の取り組みについて『時代に合わない』『非合理的』など、ズバズバ言いたいことを言っている状況です」ここは、非常にデリケートな部分です。むしろ、「あの会社は経営者が変わって急に企業文化が変わってしまった」と言われかねません。そういう会社を
業種:記載なし
年商:記載なし