経営戦略
なぜ出世したがらないのか?
若手や中堅社員が、昇進を昔ほど望んでいないように感じます。昇進すれば給料も上がりますし、承認欲求も満たされるはずなのに、理解ができません。太陽さんはこういった社員の真理がお分かりになりますか?
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
「静かな退職」という言葉をご存じでしょうか。欧米ではそういった社員が増加しているそうです。
特徴としては
・会社に対して意見を言わない
・率先して発言しない
・必要以上のことはしない
・会社のイベントなどは最低限だけ参加する
・給料を上げてもモチベーションが上がるわけでもない
…などです。
宗教的な違いもありますので、日本もそうなるとは言いません。しかし、日本でも1~2%はそういう人がいます(太陽統計)。
責任を負いたくない、独身なので給料もほどほどでいい、夫婦共働きで子供がいないので二人で自由に暮したい、仕事よりプライベートに重きを置く…というスタイルです。
「働き方改革」「ワークライフバランス」「ウェルビーイング」などなど、いろんな言い方が出てきますが、「働く喜び」もキチンと伝えてほしいものです。
(2024年1月9日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
先代と一緒に辞めてもらうのであれば、その幹部の処遇を考えることは上の代の責任です。 「息子がやりやすいように自分と一緒に辞めてほしい」と言ってもらえるよう先代と話をつけなくてはいけません。そして、いつ、どこで、どのように、相手のことを深く考えなくてはいけません。中小企業は「人」です。その人が辞めたら社内の「人」の問題が全て解決するわけではありません。一つ一つの経験が貴方を大きくします。深く考えてみてください。
業種:記載なし
年商:記載なし
-
経営戦略
新規事業は始める前にいくつかのルールを決めておくことが必要です。 1、新規事業は本腰を入れてやること、その間は他の物に手を出さない 力を分散させることは失敗のもとです。最終的には「絶対に成功する」という社長の強い想い込みが重要だからです。スタートしたばかりの新規事業は赤子と同じです。病気になったりケガをしたりもします。絶対に目を離してはいけません。
業種:不動産管理業
年商:5億円
-
経営戦略
これからオーナー一族として永く永く会社を経営していくのであれば、決して第三者に売却してはいけません。かつては親族間で株を持っていることが良しとされた時代がありました。 しかし、「永く続ける」という観点から見ますと非常にリスクが高いです。今回のように親族が持っている株を買い集め、それが51%を超えてしまえば会社は他人のモノになってしまいます。そういった会社には、分散してしまっている株を出来るだけ早く買い集めるよう進言しています。株を保有している親族としても、自分に何かあった場合、株も相続税の対象になります。早く対処をしたいとは思っているはずです。
業種:遊技関連施設の運営
年商:約13億円