経営戦略
事業アイデアが社内から出てこない!
次の収益の柱となる新規事業を模索しています。私としては新規事業には「どうしてもこれを成功させる」という熱意や執念が必要だと思い、そのためボトムアップで社内から事業アイデアが出てくるようにしたいです。が、アイデアコンテストなどを開いても目ぼしいものは出てこず、皆、現業にしか興味を示さない。何とかしたいのですが、施策はすべて空回りで、笛吹けど踊らずというカンジです。
業種:記載なし
年商:記載なし
牟田太陽より回答
魅力とは「与える」ことです。社員に何を与えると魅力を感じるのでしょうか。
それは決して「新事業」ではないと思います。現業にプラスして仕事が増えるだけだからです。その社員の心は、「誰がやるの?」「それで給料上るの?」「そもそも成功するの?」という気持ちが渦巻いているのではないでしょうか。
社員にとっての魅力、物なのか、お金なのか、コトなのか、言葉なのか、やりがいなのか…よく考えなくてはいけません。物やお金に魅力を感じている人は物やお金で去っていきます。社長として社員に与えられる魅力を深く考えてください。
そしてその新事業が成功した時にはどうするのか、自分はどうなるのか、明快に約束をしなければ人は動きません。
(2023年3月7日 回答)
関連する記事
-
経営戦略
上場は一つの道であって目的であってはいけません。 「何のために上場するのか」という理由は明快でしょうか。あるお客様は成長拡大を考える上で、会社の体を維持するために上場を選択しました。
業種:自動ドア関連の部材を製造しています
年商:約15億円
-
経営戦略
守破離のタイミングは難しいですね。私の「『後継者』という生き方」の中でも「3年は」と書きましたが、こればかりは個人差もあります
業種:沖縄・南九州地域でホテル運営しています
年商:200億円
-
経営戦略
基本的に、給料・賞与が上がって嬉しくない人はいません。しかし、その効果がどのくらい続くかというと一週間くらいではないでしょうか。瞬間的に喜び感謝はしますが、人は直ぐに忘れる生き物です。
業種:記載なし
年商:記載なし